米イムノバントの甲状腺眼症治療薬バトクリマブが最終治験で主要目標を達成できず時間外で株価が14.3%下落
米イムノバントは2日、中等症から重症の甲状腺眼症を対象としたバトクリマブの最終段階の臨床試験において、眼球突出の改善という主要目標を達成できなかったと発表しました。これを受けて同社の株価は時間外取引で14.3%下落しています。同社は今後、提携先のハンオール・バイオファーマと開発計画を協議する方針です。
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米バイオ医薬品企業のイミュノバントは、中等症から重症の甲状腺眼症を対象とした治療薬「バトクリマブ」の2つの後期臨床試験において、主要評価項目である眼球突出の改善を達成できなかったと発表しました。この結果を受け、同社の株価は時間外取引で14.3%急落しました。
試験では、眼球突出や炎症を引き起こす自己免疫疾患に対するバトクリマブの効果が検証されました。この疾患は重症化すると複視や視力喪失を招く可能性があります。同社によれば、24週間の治療期間(高用量12週間、低用量12週間)を経ても、主要目標である2ミリ以上の眼球突出の軽減には至りませんでした。
バトクリマブは、特定のタンパク質を阻害することで有害な抗体の除去を促す設計となっています。安全性については、これまでの知見と矛盾しない結果が得られたとしています。
同社は今後の展開について、次のように表明しています。
提携先であるハンオール・バイオファーマとバトクリマブの今後の開発計画を精査し、将来的にプログラムの最新情報を公表する方針です。
甲状腺眼症の治療薬開発においては、今週初めにもビリジアン・セラピューティクスの試験薬が後期試験で競合他社に対し有効性で劣る結果を示しており、開発の難しさが改めて浮き彫りとなっています。









