ユニリーバが食品事業を分離して美容やパーソナルケアに特化する大規模な経営刷新を本格的に推進する方針を固めた
ユニリーバのフェルナンデスCEOは食品事業を分離し、美容やパーソナルケア、ホームケア分野に特化する経営刷新を進めている。米マコーミックとの取引を通じて食品部門を切り離し、成長性の高いカテゴリーに経営資源を集中させる狙いだ。投資家からは実行力が注視される一方、事業の簡素化による企業価値の向上に期待が寄せられている。
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英国に拠点を置く消費財大手のユニリーバは、フェルナンド・フェルナンデスCEOの下で、美容・健康事業を中心とした大規模な事業再編を進めている。かつてブラジルの幹部としてヘアケアブランド「トレセメ」を市場の稼ぎ頭に育て上げたアルゼンチン出身の同氏は、自身のキャリアの原点に立ち返り、アイスクリームの「マグナム」からマヨネーズの「ヘルマン」に至るまで、広範な食品ブランドの切り離しを断行している。
今週、同社は米国の調味料大手マコーミックとの間で、食品事業を分離して650億ドル規模の巨大食品企業を設立する契約を締結した。ユニリーバは新会社の株式を約10%保持し、残りの55%は同社の株主が保有することになる。この再編により、同社は「ダヴ」や「サーフ」といったブランドを擁する美容、パーソナルケア、ホームケアに特化した、よりスリムで高成長な企業への脱皮を目指す。










