カナダの3月住宅販売件数は前月比0.1%減と低迷し価格も下落、不動産協会は2026年の販売予測を下方修正
カナダ不動産協会が発表した3月の住宅販売件数は、固定住宅ローン金利の上昇や世界的な経済の不透明感を背景に前月比0.1%減少しました。住宅価格指数も前月から0.4%下落しており、市場の冷え込みを受けて協会は2026年の年間販売予測を従来の約49万5000戸から約47万5000戸へと下方修正することを正式に発表しました。
Xurve View
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カナダ不動産協会(CREA)が発表した最新データによると、2026年3月の国内住宅販売件数は前月から微減し、価格も下落に転じた。世界的な経済の不透明感や借入コストの上昇が市場活動の重石となっており、年初からの低迷が続いている。この状況を受けて、CREAは2026年の通年予測を下方修正した。

統計の詳細を見ると、3月の住宅販売件数は前月比で0.1%減少した。季節調整を行わない前年同月比では2.3%の減少となっている。価格面では、業界が算出する住宅価格指数(HPI)が前月比0.4%下落し、前年同月比では4.7%の下落を記録した。また、新規物件の登録数も前月比0.2%減少しており、市場全体の動きが鈍化している。
販売件数対新規物件比率は47.8%と前月から横ばいだったが、依然として長期平均を下回る水準にある。CREAのシニアエコノミスト、ショーン・キャスカート氏は声明の中で、現在の市場環境について次のように述べている。
「世界的な経済の不透明感の高まりに加え、インフレ懸念に伴う月半ばの固定住宅ローン金利の急上昇が、すでに不安定だった年初の経済状況にさらなる追い打ちをかけ、3月の住宅販売活動は低水準にとどまりました。」
今後の見通しについて、CREAは2026年の住宅取引件数を47万4,972件と予測している。これは2025年実績から1%の増加を見込むものだが、前回1月時点の予測値である49万4,512件からは下方修正された。住宅市場の回復には、依然として金利動向や経済の安定性が鍵を握る状況が続いている。











