12月の米民間雇用、予想を下回る4万1千人増
1月7日に発表されたADP全国雇用報告によると、12月の米民間雇用は4万1千人増加し、予想の4万7千人を下回った。雇用の伸びが鈍化する中、企業は輸入関税やAI統合に関する政策不確実性を理由に採用を控えている。
アメリカの民間雇用は12月に4万1千人増加したが、これは予想されていた4万7千人を下回る結果となった。1月7日に発表されたADP全国雇用報告によれば、雇用の伸びが鈍化していることが示され、弱い労働需要が背景にあるとされる。企業は輸入関税や人工知能(AI)の統合に関する政策の不確実性を理由に、採用を控えていると報告されている。 ADPの報告は、スタンフォードデジタルエコノミーラボと共同で開発されており、公式な政府の雇用統計に先駆けて発表される。特に、1月9日に予定されているアメリカ労働統計局(Bureau of Labor Statistics, BLS)の雇用報告を前に、ADPの報告は重要な指標とされている。しかし、歴史的にADPの民間雇用数と政府の雇用統計はしばしば異なる結果を示してきた。 11月の民間雇用は2万9千人の減少に修正され、労働需要の弱さがさらに浮き彫りになった。アメリカ
USでは、43日間にわたる連邦政府の閉鎖が11月のデータ収集に影響を与え、10月の失業率の公表が1948年以来初めて行われなかった。ADP報告によれば、解雇は歴史的な水準で低く抑えられているものの、全体としての雇用の伸びは著しく鈍化している。 企業は輸入関税の影響を懸念し、またAIの導入により一部の役割が自動化されることで、労働需要が減少している。これらの要因が、企業の採用計画に影響を与えていると考えられる。




