フォルクスワーゲンCEOは中東情勢が高級車需要に及ぼす影響を懸念するとともに米市場の目標達成時期を修正した
フォルクスワーゲンのブルーメCEOは10日の決算発表で、中東情勢がアウディやポルシェといった高級車ブランドの需要を抑制する可能性があるとの見解を示しました。供給網への影響はないものの、高利益率の地域だけに注視が必要としています。また、米国市場でのシェア10パーセント達成は長期的な目標になると述べました。
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フォルクスワーゲン・グループのオリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は10日、年次決算発表後の記者会見において、中東地域で続く紛争が同社の高級車ブランドであるアウディやポルシェの需要に悪影響を及ぼす可能性があるとの懸念を表明しました。現時点ではサプライチェーンへの直接的な影響は確認されていませんが、地政学的な不安定さが高級車市場に影を落としています。
ブルーメ氏は、世界情勢のボラティリティが高まっている現状について、次のように述べています。
私たちは、毎月のように新たな問題が発生する、いかに不安定で脆弱な世界に生きているかを痛感しています。
中東地域における同グループの販売台数は全体で見れば限定的ですが、高級車セグメントは利益率が高いため、需要の減退はグループ全体の収益性に影響を与えるリスクがあります。

また、ブルーメ氏はアメリカ合衆国市場の重要性についても改めて言及しました。米国は引き続き同社にとって極めて重要な市場であると強調する一方で、以前掲げていた「市場シェア10%」という目標については、達成時期が長期的な展望へと後退したことを認めました。









