ドイツ砂糖大手ノルトツッカーが大幅赤字に転落へ 欧州市場の価格低迷が直撃
ドイツ第2位の製糖大手ノルトツッカーは、欧州の砂糖価格が4年ぶりの低水準となった影響で、今年度の営業損益が数千万ユーロ規模の赤字になると発表しました。前年度の1億ユーロの黒字から一転して大幅な赤字となります。供給過剰や消費減少により、短期間での市場回復は見込めないとしています。
インサイト:
ドイツ
DE第2位の製糖会社であるノルトツッカーは2026年1月15日、欧州連合
EUにおける砂糖価格が4年ぶりの低水準に落ち込んでいることを受け、今年度の営業損益が数千万ユーロ台後半の大幅な赤字に転落する見通しであることを発表しました。同社は前年度に1億ユーロの営業利益を計上していましたが、今回の発表は業績が前年から劇的に悪化する深刻な事態であることを示しています。
同社によると、現在の砂糖市場は数カ月にわたって非常に低い価格水準と大量の供給量に支配されています。欧州の価格指標だけでなく、世界の粗糖先物価格である 砂糖11号 も5年ぶりの安値圏にあります。ブラジル
BRや インド
IN、そして 欧州域内における収穫量が高水準であったことが供給過剰を招き、市場価格を押し下げています。また、砂糖の消費減少が全体の売上を減らしているほか、輸入関税や為替変動に関する不確実性も価格への圧力となっています。








