ケニア・パイプライン社がナイロビ証券取引所に上場し株価は公開価格の9シリングを上回る9.4シリングで推移
ケニア政府は同社株の65%を売却して約1063億シリングを調達した。これは同国で約20年ぶりとなる大規模なIPOであり、調達資金のうち最大200億シリングはナイロビの主要空港拡張に充てられる。財政余力が限られる中で、ルト政権は国家資産の売却や収益の証券化による資金確保を急いでいる。
Xurve View
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ケニアの国営企業であるケニア・パイプライン・カンパニー(KPC)の株式が10日、ナイロビ証券取引所に上場し、取引開始直後に公開価格をわずかに上回る水準で推移した。LSEGのデータによると、GMT(グリニッジ標準時)午前7時15分時点で、同社の株価は1株あたり9.4シリングを記録し、新規株式公開(IPO)価格の9シリングを上回った。ケニア政府は今回のIPOを通じてKPC株の65%を売却し、1063億シリング(約8億2307万ドル)を調達した。これは東アフリカ諸国において、過去約20年間で最大規模のIPOとなる。一部の銀行による低評価への懸念や募集期間の延長、地元メディアによる投資家の関心低下の報道があったものの、最終的にIPOは予定数を上回る申し込み(オーバーサブスクライブ)となった。政府は今回の売却益のうち、150億から200億シリングを首都ナイロビにある主要空港の拡張工事に充てる方針を示している。増税や借入による開発資金の確保が困難な財政状況の中、ウィリアム・ルト政権は収益源の証券化や国有資産の売却を通じた資金調達へと舵を切っている。








