カナコードに制裁金8000万ドル マネロン対策不備で米当局
カナダの金融大手カナコード・ジェニュイティは、米国の銀行秘密法に違反し不審な取引の監視を怠ったとして、過去最高額となる8000万ドルの制裁金を支払うことに合意しました。米財務省などは同社がロシアの富裕層による資金移動に関与した疑いがある取引を放置したと指摘しており、同社は今後コンプライアンス体制を刷新します。
Xurve View
インサイト:
Xurve View
カナダの金融サービス大手であるCANACCORD GENUITY GROUP INCは、マネーロンダリング防止規制への重大な違反があったとして、アメリカ合衆国当局に対し、証券会社として過去最高額となる8,000万ドル(約120億円)の民事制裁金を支払うことで合意しました。
米国財務省の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)によると、同社は主要なマネーロンダリング防止法である銀行秘密法に意図的に違反し、不審な取引の監視を怠ったとされています。調査の結果、2019年から2022年の間に、数千件に及ぶ疑わしい取引が含まれる少なくとも160件の疑わしい活動報告書(SAR)の提出を怠っていたことが判明しました。中には、警告対象となるべき活動が数か月から数年にわたって放置されていたケースもありました。










