米通商代表部は中国製車両のソフトおよびハードウェアに関する規制を維持し市場参入を事実上禁止する方針を継続します
米通商代表部のグリア代表は、安全保障上の懸念から導入された中国製車両のソフトおよびハードウェアに関する規制を維持する方針を明らかにしました。この規制により中国メーカーの米市場参入は事実上困難な状況が続く見通しです。5月に予定される米中首脳会談に向けた準備が進むなか、現時点で自動車分野は議題に含まれていません。
米国通商代表部(USTR)のジェイミソン・グリア代表は、中国製の車両ハードウェアおよびソフトウェアに対する規制を維持する方針を明らかにしました。この規制は、実質的に中国製車両の米市場参入を阻むものとなります。

この規則は、車両が所有者の機密データを収集する能力に関連した国家安全保障上の懸念に基づき、2025年1月にジョー・バイデン政権下で採択されました。主要な中国製ソフトウェアおよびハードウェアの使用を全面的に禁止する内容で、ソフトウェアに関する禁止措置は今年3月に発効しており、ハードウェアに関する措置は2029年に施行される予定です。
グリア氏は、トランプ政権においてもこれらの規則に変更を加える予定はないと述べています。
We dont see any change in that -- so it seems like it would probably be difficult for certain countries to establish new production here, given those sets of rules.
また、グリア氏は5月に予定されているドナルド・トランプ大統領と習近平国家主席の会談に向けた協議を中国側と進めているものの、自動車セクターは議題に含まれていないと説明しました。
We really coalesced around a handful of areas where we want to have outcomes, nothing really directly on the auto industry, specifically right now.
米議会では超党派の議員が中国メーカーによる米国内での工場建設に反対しています。トランプ氏は1月、中国メーカーが国内で雇用を創出するのであれば工場建設を歓迎すると述べていましたが、民主党の上院議員らは先週、中国メーカーの進出阻止を求める書簡をトランプ氏に提出しました。この書簡では、メキシコやカナダで組み立てられた中国車が流入することも防ぐよう求めています。
グリア氏は、カナダの消費者が運転する中国製車両が国境を越えて米国に入ることができるかどうかについては、現時点では不明確であるとしています。
この禁止措置は、主要な自動車メーカーからも強い支持を得ています。ゼネラル・モーターズ、トヨタ自動車、フォルクスワーゲン、現代自動車を含む業界団体は先月、中国メーカーを米市場から排除し続けるよう政府に要請しました。
さらに、共和党のバーニー・モレノ上院議員は、中国製の自動車やソフトウェア、さらにはパートナーシップが米市場に一切入り込まないようにするための法案を提出する意向を示しており、対中強硬姿勢を強めています。










