インドのセメント大手3社が国営石油会社向け入札で10年以上にわたり価格カルテルを継続した事実が判明
インド競争委員会はセメント大手3社が国営石油天然ガス公社向けの入札で10年以上にわたり価格調整を行っていたとする報告書をまとめました。各社は同一価格での入札や外国企業の排除を画策しており、中にはラッキーナンバーを理由に不自然な入札額を正当化しようとした幹部もいたことが明らかになりました。
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インド最大の石油探査会社が2018年にセメント発注の入札を行った際、不自然な一致が発覚した。参加した全企業の提示価格が、1トンあたり7,000ルピーという全く同じ金額だったのだ。石油天然ガス公社(ONGC)がこの件を追及したところ、インディア・セメンツの幹部から「7は私のラッキーナンバーだ」という回答が返ってきた。これを不審に思ったONGCは、国内のセメント会社3社を相手に反トラスト法違反で提訴した。
ロイターが確認した機密調査報告書によれば、5年間に及ぶ調査の結果、国営のONGCを標的とした10年以上にわたる価格カルテルの実態が明らかになった。インド競争委員会(CCI)の報告書は、ダルミア・バラト傘下のダルミア・セメント(バラト)と、競合のシュリー・ディグビジャイが2007年から2018年までの12年間にわたりカルテルを形成していたと指摘している。2024年に業界最大手のウルトラテック・セメントによって買収されたインディア・セメンツも、2017年から2018年にかけてこのカルテルに参加していた。








