インドの2月鉱工業生産指数は5.2%増となり製造業や資本財の好調な伸びを背景に市場予想の4.2%を上回る
インド政府が発表した2月の鉱工業生産指数は前年同月比5.2%増となり、市場予想の4.2%を上回りました。製造業が6%増、資本財が12.5%増と好調でしたが、2月末に発生した中東での紛争によるエネルギー不足の影響が懸念されています。3月は紛争の影響で成長率が3%から4%程度に減速するとの見通しも示されています。
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インド政府が30日に発表した統計によると、2月の鉱工業生産指数(IIP)は前年同月比5.2%増となり、市場の予想を上回る堅調な伸びを示しました。ロイターが事前にまとめた経済専門家による予測値(4.2%増)を上回り、前月の改定値(5.1%増)からも加速しています。

2月の生産活動は製造業や資本財の力強い伸びに支えられましたが、これは中東での紛争が激化する直前のデータです。主要な部門別の内訳は以下の通りです。
- 製造業:前年同月比6%増(1月は5.3%増)
- 資本財:12.5%増(1月は4.1%増)
- 耐久消費財(自動車・携帯電話など):7.3%増(1月は7.2%増)
- 非耐久消費財(食品・日用品など):0.6%減(1月は2.3%減)
- 鉱業:3.1%増(1月は4.3%増)
- 電力:2.3%増(1月は5.1%増)
2月28日に発生した米国とイスラエルによるイランへの攻撃は、世界第3位の原油輸入国であるインドの産業界にエネルギー不足の懸念をもたらしました。このような地政学的リスクは、機械部品の供給網を支えるオイレス工業などの製造関連企業の見通しにも影響を及ぼす可能性があります。
ICRAのチーフエコノミスト、アディティ・ナヤール氏は、今後の見通しについて次のように述べています。
紛争が一部の製造セグメントに悪影響を及ぼすため、2026年3月の鉱工業生産の伸びは3〜4%程度に減速すると予想されます。
4月から2月までの累計期間における鉱工業生産は、前年同期比で4.1%増となりました。










