米工業用品卸売のファスナル第1四半期決算は関税や石油製品高騰が利益率を圧迫し純利益が市場予想に届かず株価も下落
米工業用品卸売のファスナルが発表した第1四半期決算は、純利益が3億3980万ドルにとどまり市場予想を下回りました。トランプ政権による関税導入や中東情勢緊迫化に伴う石油製品の価格上昇がコスト増を招き、利益率を押し下げています。これを受けて同社の株価は一時7.4%下落し、顧客との価格交渉の長期化も懸念材料となっています。
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工業用サプライヤー大手のファスナルは、米国のトランプ政権による関税導入がコストを押し上げ、利益率が目標を下回ったことを明らかにしました。同社は、ネジやボルト、ファスナーなどの建設資材を幅広く取り扱っていますが、関税の影響を価格に転嫁するスピードがコスト上昇に追いつかなかったと説明しています。この発表を受けて、同社の株価は日中の取引で7.4%下落しました。
また、中東でのイスラエルとイランによる紛争は、重要な海上交通路であるホルムズ海峡の物流を混乱させています。これにより、指標となるブレント原油などの原油価格が上昇し、肥料からプラスチックに至るまで幅広い商品コストを押し上げています。特に石油を原料とするニトリル手袋などの製品価格が高騰しており、関税による圧力にさらなる追い打ちをかけています。






