米エリオットがロンドン証券取引所グループの株式を取得し経営改善を要求
米投資ファンドのエリオット・マネジメントがロンドン証券取引所グループの株式を取得し、自社株買いの検討や競合他社との格差改善を求めていることが判明しました。同社は世界有数の物言う株主として知られており、BPやペプシコなど英米の主要企業に対しても事業の簡素化や取締役会の刷新を迫るなど世界各地で攻勢を強めています。
インサイト:
ロイター通信は2026年2月11日、著名なアクティビスト(物言う株主)であるエリオットが、ロンドン証券取引所グループ(London Stock Exchange Group plc )の株式を取得し、同社に対してパフォーマンス向上を求める働きかけを開始したと報じた。この動きは、同社の資本配分および戦略的ポジショニングに直接関わるものであり、現在も継続中の事案である。ポール・シンガー(Paul Singer)氏が率いるエリオットは、新たな自社株買いの実施や、競合他社との差を縮めるための注力を促す一方で、取引所事業の完全売却やスピンオフ(分離・独立)には反対する姿勢を示している。
米国
USに本拠を置くエリオットは、2025年12月31日時点で約798億ドルの運用資産を保有する世界有数の投資ファンドである。その規模と影響力から、同ファンドの提案はロンドン証券取引所グループの短期的な戦略決定に重大な影響を及ぼす可能性がある。今回の働きかけは、企業レベルでのパフォーマンス改善を目的としており、英国
GBの金融市場における主要プレーヤーである同社の資本効率の最適化を目指している。







