中国とスイスが貿易協定改定に調印

中国とスイスは、スイスからの輸出品のほぼすべてに免税アクセスを認める貿易協定の改定版に調印する見通しだ。この合意は世界的な保護主義の潮流に逆行するものであり、北京にとって欧州への足がかりとなる。

資料写真:2026年10月14日、中国・江蘇省の連雲港港で、コンテナターミナルに接近する貨物船のドローン空撮画像。チャイナデイリー/ロイター経由/資料写真

中国とスイスは、世界的な保護主義の潮流に抗い、スイスの輸出品の99.8%に無関税アクセスを認める改定貿易協定に調印する。欧米諸国が貿易障壁を強める中、この合意は北京にとって異例の外交的勝利となる。同協定は、地政学的同盟が流動化する中で、スイスの製造業者に輸出の安定性をもたらすとともに、北京の国際協調姿勢を印象づけるものとなる。