ベネズエラとコロンビアがマドゥロ政権崩壊後初となる閣僚級会合をカラカスで開催し関係改善を協議
ベネズエラのカラカスで両国の閣僚らが会談し、マドゥロ前大統領の退陣後で初となる二国間協議が行われました。国境地帯の安全保障や貿易に加え、天然ガス輸入に向けたパイプライン修復などのエネルギー協力について具体的に合意しました。米国との外交再開を受け、ロドリゲス暫定政権は経済の安定化に向けた近隣国との連携を急ぎます。
ベネズエラの首都カラカスで、同国政府高官と隣国コロンビアの閣僚らによる高官級会談が開催された。これは、1月初旬にニコラス・マドゥロ前大統領が追放されて以来、両国間で初めて行われた対面での二国間会合である。会談にはコロンビアのローザ・ビジャビセンシオ外相とペドロ・サンチェス国防相が出席し、ベネズエラのイバン・ヒル外相およびブラディミール・パドリーノ国防相と、エネルギー協力、安全保障、貿易について協議した。当初はベネズエラのデルシー・ロドリゲス暫定大統領とコロンビアのグスタボ・ペトロ大統領による、ロドリゲス氏にとって就任後初となる首脳級会談が予定されていたが、両政府が「不可抗力」と説明する理由により中止となった。カラカスでは、サンチェス国防相がパドリーノ国防相と会い、2,200キロメートルに及ぶ国境地帯の安全保障戦略を調整した。ロドリゲス暫定大統領の事務所は声明で、ビジャビセンシオ外相とヒル外相が「友愛と平和的な共存」を優先する計画に取り組んでいると述べた。エネルギー分野では、コロンビアのエドウィン・パルマエネルギー相を含む担当官らが、両国の国営石油会社であるエコペトロールとPDVSAによる共同プロジェクトに焦点を当てた。これは、長年停止していたアントニオ・リカウルテ・ガスパイプラインの損傷箇所を修復するもので、これによりコロンビアは隣国からの天然ガス輸入が可能になる。かつて副大統領を務めていたロドリゲス氏は、米国軍によるマドゥロ氏の拘束後、国の安定化を図るため、石油や鉱業分野への投資家誘致を積極的に進めている。米国のドナルド・トランプ大統領は彼女を繰り返し称賛しており、両国は外交関係を正式に再開した。一方、マドゥロ氏と親密な関係にあったペトロ大統領は、トランプ氏としばしば対立してきた。しかし、先月のワシントンでの直接会談や、今週木曜日に行われた電話会談を経て、両首脳は前向きな姿勢を示している。トランプ氏はコロンビアに対し、麻薬密売対策でのさらなる協力を求めているが、ペトロ氏は自身の任期中に記録的な量の麻薬を押収したと主張している。経済面では、コロンビアの統計局(DANE)によると、2025年の対ベネズエラ貿易収支は9億7,340万ドルの黒字となった。主な輸出品は食料、タバコ、化学製品、プラスチック、機械などで、ベネズエラからの輸入品には鉄鋼、肥料、紙が含まれる。このような地域経済の回復は、AB SAなどの多国籍企業にとっても、南米市場における新たなビジネスチャンスとして注目されている。両国は歴史的・文化的に深い結びつきがあり、特に国境地域では多くの家族が両国の国籍を持っている。近年のベネズエラの経済崩壊を逃れ、約300万人の移民がコロンビアに定住している。ロドリゲス氏の事務所は、今回の会談の意義について次のように強調した。>外相らは、両国間の友愛と平和的な共存を優先するための具体的な計画策定に注力している。







