米農務省が作物統計の調査対象を拡大 回答率低下で精度向上へ

米国農務省は主要作物の報告書の信頼性を高めるため、調査対象となる農家数を大幅に増やす計画を明らかにしました。3月の作付意向調査の回答率が過去最低を記録したことを受け、6月の調査規模を約35%拡大し統計の精度を補完します。また予測値と最終確定値の比較報告書を新たに導入し情報の透明性も向上させます。

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アメリカ合衆国農務省(USDA)は、主要な作物報告書の精度向上を目指し、農家を対象とした作付面積調査の規模を大幅に拡大する方針を明らかにしました。これは、直近の調査において回答率が過去最低を記録したことを受けた措置です。

USDAの統計部門である国家農業統計局(NASS)が水曜日に開催されたデータ利用者会議で発表した内容によると、3月31日に発表された作付意向報告書の回答率は37.6%にとどまり、前年の44.3%から低下して過去最低となりました。同省は1月に2025年産のトウモロコシの作付面積予測を異例の幅で上方修正しており、データの信頼性について批判を受けていました。