米司法省はイラン革命防衛隊の資金源遮断を目的にベネズエラ産原油180万バレルとタンカーの没収を請求
米司法省は27日、昨年12月に拿捕した石油タンカーとベネズエラ国営石油会社が供給した原油180万バレルの没収を申し立てました。この輸送は米国の制裁対象であるイラン革命防衛隊に利益をもたらす不正な計画の一環だったと指摘しています。トランプ政権はマドゥロ大統領の拘束後、同国への圧力を一層強める方針です。
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アメリカ合衆国司法省は27日、昨年12月に米当局が押収した石油タンカー「スキッパー(Skipper)」と、ベネズエラの国営石油会社PDVSAから供給された180万バレルの原油について、没収を求める訴えを提起した。コロンビア特別区連邦地方裁判所に提出された訴状によると、2021年から続くこのスキームは、米国の制裁対象であるイランのイスラム革命防衛隊(IRGC)に利益をもたらす目的で、石油製品の輸送と販売を促進していたとされる。
司法省の説明によれば、「スキッパー」はこの期間中、イランやベネズエラから原油を輸送していた。その際、位置情報の偽装(スプーフィング)や虚偽の旗の掲揚、その他の戦術を駆使して航路を不透明にし、制裁回避を隠蔽していたという。こうした不正な石油取引は、北海ブレント原油などの国際的なエネルギー市場の透明性にも影響を及ぼす懸念がある。



