米最高裁がトランプ大統領の関税導入を無効化し権限逸脱を認定
米最高裁は20日、トランプ大統領がほぼ全ての貿易相手国に課した関税について、連邦法に基づく権限を逸脱しているとして無効とする判決を言い渡しました。これまで政権の政策を支持してきた最高裁が、大統領権限の行使に明確な歯止めをかけた形です。トランプ氏は判決に対し、保守派判事らをも非難し強い不満を表明しています。
米連邦最高裁判所は2026年2月21日、ドナルド・トランプ大統領が国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づいて導入した包括的なグローバル関税について、大統領に与えられた権限の範囲を逸脱しているとの判断を下し、これらの関税を無効とした。この判決は、IEEPAという特定の法律に基づく大統領の一方的な関税賦課能力を制限するものであり、行政権の法定委任に対する司法の監視機能を再確認する結果となった。


