住友金属鉱山が金や銅の価格上昇を受け今期純利益予想を1400億円に上方修正
住友金属鉱山は9日、2026年3月期の連結純利益予想を前回発表から89%引き上げ1400億円に上方修正した。金や銅などの金属価格の上昇や円安に伴う在庫評価益が寄与しており、株主還元方針の変更に伴い年間配当予想も183円に増額している。製錬手数料の交渉も続くが、高い生産性を背景に減産の予定はないとしている。
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住友金属鉱山株式会社は2月9日、2026年3月31日を期末とする通期連結純利益予想を、従来予想から89%引き上げ1400億円に上方修正すると発表した。この大幅な修正は、銅や金、ニッケルといった主要金属価格の上昇に加え、円安の進行が在庫評価を押し上げたことによるものだ。同社は業績見通しの改善に伴い、年間配当予想を183円に増額し、自己資本に関する目標を含む株主還元方針も改定した。
今回の発表は、日本国内の主要な非鉄金属メーカーによる大規模な利益増額と、株主還元策の重要な変更を意味している。同社が運営する東予工場などの拠点における事業環境や、世界中の鉱山会社との取引状況が反映された形だ。また、今回の修正は2026年の製錬手数料(TC/RC)交渉を控えた時期に行われており、年度末に向けた財務見通しを明確にするものとなった。






