カナダのサウス・ボウがキーストーンXLの一部再開に向けた長期出荷予約の募集を正式に開始して輸出拡大を目指す
カナダのパイプライン大手サウス・ボウは、建設が中断されていたキーストーンXLの一部再開に向け、荷主による長期の出荷予約の募集を正式に開始しました。この計画が実現すれば、カナダから米国への原油輸出量は12%以上増加する見通しです。同社は現在、トランプ政権によるプロジェクトの最終的な承認を待っている段階です。
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カナダのパイプライン運営大手であるサウス・ボウ・コーポレーションは、かつて建設が中止された「キーストーンXL」パイプラインの一部再開に向け、荷主からの長期的な輸送契約を募る「オープンシーズン」を正式に開始した。この計画が実現すれば、同国から米国への原油輸出量は12%以上増加する見通しだ。
今回のオープンシーズンは3月30日まで実施され、アルバータ州ハーディスティから米国内の配送地点までの輸送コミットメントを募る。サウス・ボウ・コーポレーションは募集終了後、60日間にわたって結果を精査し、今後の対応を決定する。同プロジェクトの進展はトランプ政権の承認に委ねられており、許可が下りた場合には米国の製油ハブへと繋ぐ追加のパイプライン接続が必要となる。
サウス・ボウ・コーポレーションは、TCエナジーからのスピンオフを経てキーストーンXL事業を継承した。同パイプラインは2021年にジョー・バイデン大統領(当時)によって中止に追い込まれたが、カナダ側の区間はすでに建設を終えており、必要な規制当局の認可もすべて保持している。
北米のエネルギー需給が注目される中、ブレント原油などの国際価格指標とともに、カナダ産原油の安定的な輸送ルート確保は市場の関心事となっている。











