ロシア経済相が景気回復の見通しを延期し2027年以降になる可能性を示唆
ロシアのレシェトニコフ経済相は12日、これまで2026年後半としていた景気回復の時期が2027年にずれ込むとの見通しを明らかにしました。インフレ抑制に向けた金融引き締めの影響で、2026年前半も経済の減速が続く見込みです。政府は投資活性化を目指していますが、政策の効果が出るまでには時間を要すると分析しています。
ロシア
RUのマクシム・レシェトニコフ経済発展相は2026年2月12日、同国の経済回復が当初の予想よりも遅れ、早くとも2026年末、あるいは2027年になる可能性が高いとの見通しを明らかにした。レシェトニコフ氏は、経済の減速が継続していることや、金融政策上の決定がもたらす影響に遅れが生じていることを理由に挙げた。今回の発表は、2026年下半期に成長が回復し始めるとしたロシア経済発展省の従来の予測を修正するものであり、ロシア政府やロシア中央銀行による成長回復と投資活性化の計画に大きな影響を与えることになる。
ロシア経済は、2023年に4.1%、2024年に4.9%という急速な拡大を記録したが、2025年には1%にまで成長が急減速した。インテルファクス通信が報じた今回の見通し修正は、こうした成長の鈍化を背景としている。ロシア政府による2026年の公式成長率予測は1.3%となっているが、国際通貨基金(IMF)は0.8%というより低い数値を予測しており、レシェトニコフ氏の発表は、市場の期待や今後の政策判断を左右する重要な指標となる。










