ポルトガル格上げが示すPIIGSの好転
フィッチは先週ポルトガルのソブリン債格付けを引き上げ、かつてのPIIGS諸国の回復を示す最新の兆候となった。これら諸国が財政を改善させる一方で、債務膨張にあえぐドイツやフランスには債券市場からの圧力が強まっている。
ポルトガルはフィッチから1年で2度目となるソブリン債格上げを獲得し、2011年の債務危機時に「PIIGS」と称されたユーロ圏諸国の歴史的な大逆転劇を完成させた。世界的な債券市場はインフレの高進と膨らむアメリカの債務による新たな重圧に直面しており、従来の信用秩序を揺るがしている。かつて危機で遅れをとっていた国々が、現在ではフランスなどの主要中核国を上回る堅調な利回りで取引されている。








