米ピザチェーンのパパ・ジョーンズが投資会社から15億ドルの非公開化提案を受け株価は一時18%上昇と急伸した
米ピザチェーン大手のパパ・ジョーンズは、投資会社アース・キャピタル・マネジメントから約15億ドルの非公開化提案を受け検討に入りました。提示額は1株47ドルで直近の終値に44%上乗せした水準となっており、報道を受けて同社の株価は18%上昇しています。現時点で合意の確証はなく、他の買い手が出る可能性もあります。
米国のピザチェーン大手、パパ・ジョーンズ・インターナショナルが、投資会社アース・キャピタル・マネジメントからの新たな買収提案を検討していることが明らかになりました。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた内容によると、この提案は同社を非公開化するもので、企業価値を約15億ドルと評価しています。

アース・キャピタルは1株あたり47ドルでの買収を提示しており、これは直近の終値に対して約44%のプレミアムを加えた水準です。このニュースを受けて、パパ・ジョーンズの株価は11日午後の取引で18%上昇しました。LSEGのデータによると、現在の同社の時価総額は約10億7,000万ドルとなっています。
パパ・ジョーンズを巡っては、これまでにも複数の買収の動きがありました。昨年11月には、アポロ・グローバル・マネジメントが1株あたり64ドルでの非公開化提案を撤回したと報じられています。その後、アクティビスト投資家のアイレニック・キャピタル・マネジメントが同社株を取得したことで、身売りの観測が再燃していました。
今回の提案を行っているアース・キャピタルは、2024年に設立された新興の投資会社です。カタールの王族メンバーによる支援を受けており、シェイク・モハメド・ビン・アブドラ・アル・サーニ氏とマシュー・ブラッドショー氏が共同創設者として率いています。また、今回の提案には、カナダの資産運用大手であるブルックフィールド・コーポレーションも協力しているとされています。
1984年にインディアナ州ジェファーソンビルで創業したパパ・ジョーンズは、1993年に上場しました。近年は需要の低迷に苦しみ、複数の最高経営責任者(CEO)のもとで経営再建を進めてきました。WSJの報道によれば、今回の提案が受け入れられる保証はなく、別の買い手が現れる可能性も残されています。









