米イランの和平交渉再開への期待からロンドン株式市場が反発しFTSE100種指数は0.1%上昇して引ける
14日のロンドン株式市場は米イランの和平交渉再開への期待感から反発し、FTSE100種総合株価指数は前日比0.1%高で取引を終えました。原油価格の下落を受けて航空などの旅行関連株が買われたほか、銀行や鉱業株も堅調に推移しました。一方で中東情勢の先行き不透明感を嫌気したインペリアル・ブランズは大幅安となりました。
4月14日のロンドン株式市場は反発して取引を終えた。米国がイランの港湾封鎖を開始したものの、両国による和平交渉への期待が投資家心理を支え、主要指数のFTSE 100種総合株価指数は前日比0.1%高の10,593.65ポイント、中型株で構成されるFTSE 250指数は1.13%上昇した。 市場では、米国とイランの交渉担当者が今週後半にパキスタンのイスラマバードに戻り、協議を再開する可能性があるとの報道が好感された。これにより、欧州の他市場と同様に英国株にも買いが波及した。一方で、原油価格の指標である北海ブレント原油が1バレル100ドルを割り込んだことで、エネルギーセクターには下押し圧力がかかった。 金融セクターでは大手銀行株が堅調に推移し、セクター全体で0.4%上昇した。個別銘柄ではナットウエスト・グループとスタンダードチャータードが1%を超える上昇を見せたほか、バークレイズも0.7%高となった。 資源関連株も買われた。金や銀の価格上昇を背景に、貴金属採掘セクターは2.6%上昇。フレスニロが3.5%高、ホックシールド・マイニングが2.6%高となった。また、銅価格が1カ月ぶりの高値を付けたことで、産業用金属採掘セクターも1.5%上昇し、リオ・ティントが0.7%高、グレンコアが1.7%高を記録した。 対照的に、エネルギー株は0.6%下落した。シェルとBPはともに0.5%を超える値下がりとなった。しかし、燃料コストの低下を背景に旅行・レジャー関連株は1.8%上昇。クルーズ船運営のカーニバルが2.7%高となったほか、航空大手も買われ、イージージェットが2.5%高、ウィズ・エアー・ホールディングスは7.5%の大幅上昇となった。 個別銘柄では、製品検査・認証サービスのインターテック・グループが事業分割を検討しているとの発表を受けて11.8%急騰し、1年ぶりの高値を付けた。一方、タバコ製造のインペリアル・ブランズは、中東紛争による通期業績の不透明感を嫌気され、7%を超える下落となり、約9カ月ぶりの低水準に沈んだ。











