ケニア航空の2025年通期決算は179億シリングの税引き前赤字となり10年以上ぶりの黒字から再び赤字に転落
ケニア航空が発表した2025年通期決算は、税引き前損益が179億3000万シリングの赤字となりました。供給網の混乱で主力機が運航停止を余儀なくされたことや、減収が響き、10年以上ぶりに黒字化した前年から一転して赤字に陥りました。前年に寄与した通貨シリング高による為替差益がなくなったことも影響しています。
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ケニアのフラッグキャリアであるケニア航空は、2025年度の決算で179億3000万シリング(約1億3830万ドル)の税引き前損失を記録した。同社は2024年度に10年以上ぶりとなる税引き前黒字を達成していたが、わずか1年で再び赤字に転落する形となった。

発表によると、昨年の総収入は前年の1885億シリングから1614億7000万シリングへと減少した。約40機の航空機を保有する同社にとって、今回の業績悪化の一因となったのは、世界的なサプライチェーンの制約による機材の運用停止である。特に、ザ・ボーイング・カンパニー製の広胴機「787-8 ドリームライナー」3機が一時的に地上待機を余儀なくされたことが収益を圧迫した。
メアリー・ムウェンガ最高財務責任者(CFO)は、業績の悪化について次のように述べている。
当社の業績悪化は、世界的なサプライチェーンの制約により、広胴機であるボーイング787-8ドリームライナーのうち3機が一時的に地上待機となったことが一因です。
2024年度の黒字決算については、現地通貨シリングが対ドルで20%以上上昇したことによる為替差益が大きく寄与していた。しかし、2025年度は収益の減少が直接的に響き、アフリカ有数の航空会社としての再建に向けた取り組みにブレーキがかかった格好だ。










