ドイツがブラジルの環境対策に7億ユーロ拠出、気候基金と持続可能な移動を支援
ドイツはブラジルの気候変動対策や持続可能な移動手段に関するプロジェクトに計約7億ユーロを拠出します。ブラジル開発銀行が管理する気候基金への5億ユーロのほか、効率的な輸送システムの構築に2億ユーロが投じられる予定です。ルラ大統領はバイオ燃料などの再生可能エネルギー分野での協力強化にも意欲を示しました。
ドイツ政府は、ブラジルの気候変動対策および持続可能なモビリティ関連プロジェクトに対し、約7億ユーロ(約8億2474万ドル)を拠出する方針を固めた。これはブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)が20日に明らかにしたもので、ドイツを訪問中のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領による2日間の日程の締めくくりに合わせて発表された。

ルーラ大統領はまず、BNDESが管理する気候基金への5億ユーロの拠出を公表した。この基金は、気候変動の緩和を目的とした調査やプロジェクトへの融資に充てられる。大統領はドイツ首相との共同記者会見において、この基金が持続可能な開発を推進する上で重要な役割を果たすと説明した。
さらに、両国はモビリティ分野への2億ユーロの投資に関する第2の意向表明書に署名した。BNDESの声明によると、この提携は、より環境に優しく効率的な移動システムを構築するため、持続可能な輸送ソリューションへの資金提供と実施を目指すものである。
ルーラ大統領は、ブラジルが再生可能エネルギー分野で培ってきた専門知識をドイツが活用できるとの認識を示し、特にバイオ燃料の普及に強い意欲を見せている。
ブラジルはドイツと代替エネルギー源について議論する用意があり、私はバイオ燃料の揺るぎない擁護者だ。
バイオ燃料は、既存の燃料インフラを活用しながら温室効果ガスの排出を削減できる利点がある。また、バイオディーゼルを従来のディーゼルに混合することで、燃料輸入への依存度を下げ、コストを削減する効果も期待されている。世界有数のバイオディーゼル生産国であるブラジルは、今回の訪問に合わせてハノーバーで新しいバイオ燃料を披露した。なお、為替市場におけるユーロ/ドルのレート換算に基づくと、今回の支援はブラジルのグリーン・イニシアチブを強力に後押しする規模となる。











