ECB、インフレ抑制に向け追加利上げが必要となる可能性

ECBの政策担当者であるファビオ・パネッタ氏は、上昇するインフレに対処し賃金と物価のスパイラルを防ぐために、追加利上げが必要になる可能性があると述べた。同氏は、債券利回りの上昇に配慮しつつ、物価上昇が定着するのを金融政策によって阻止しなければならないと指摘した。

2026年10月29日、ドイツ・フランクフルトの欧州中央銀行本部で開催されたECB理事会後の記者会見に出席する欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁。ECBは声明で、ラガルド氏が辞任を表明し、2027年2月7日に退任すると発表した。REUTERS/ハイコ・ベッカー

欧州中央銀行の政策担当者であるファビオ・パネッタ氏は金曜日、高インフレに対抗し賃金スパイラルを阻止するため、ECBはさらなる利上げが必要になる可能性があると述べた。中央銀行はこれまで金利を据え置いていたが、年内3回目の利上げの可能性を示唆した。地政学的衝突が続く中で燃料価格が高騰し、インフレリスクは依然として上振れ方向に傾いている。