EU気候計画に専用資金の確保が必要

欧州委員会が提案した気候レジリエンス枠組みには、地域社会を効果的に保護するために必要な専用の資金手当てが不足していると、欧州議会の有力議員が金曜日に警告した。政策立案者は災害への備えを重視する姿勢を評価しているものの、アナリストはこの戦略にはより強固な財政的裏付けが不可欠だと指摘している。

資料写真:ベルギー・ブリュッセルにあるベルレモン・ビル(欧州委員会本部)の外に掲げられた欧州連合の旗のドローン撮影画像。2026年4月29日撮影。ロイター/Yves Herman/資料写真

欧州議会の有力議員は金曜日午前、1000億ユーロの専用資金が確保されなければ、欧州連合(EU)が提案する気候レジリエンス枠組みが頓挫する恐れがあると警告した。この構想は、ドイツをはじめとする加盟国全体で異常気象による経済的損失が急増している中で打ち出された。投資家らは、使途を限定した資本がなければ、拡大する気候保護ギャップを埋めることは困難だと主張している。