ECB据え置きへ 仏国債混乱が影

欧州中央銀行はフランスの市場混乱とクリスティーヌ・ラガルド総裁の任期を巡る問題に対処しつつ、預金ファシリティ金利を2.5%に据え置く見通し。政策当局者は借入コストの上昇とインフレリスクに直面している。

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資料写真:2026年9月10日、ドイツ・ベルリンのドイツ連邦銀行迎賓館で開催されたECB理事会後の記者会見で発言する欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁。ロイター/Annegret Hilse/資料写真

巨額の債務を抱えるフランスが借入コストの急騰に直面する中、ECBは木曜日に預金金利を2.5%に据え置く見込みだ。市場はイラン発の石油ショックによるリスクに対抗するため、金利が3.25%へとさらに3回引き上げられると織り込んでいる。この決定には、ECBのクリスティーヌ・ラガルド総裁の今後の去就を巡る疑問が影を落としている。