カナダ政府とアルバータ州が炭素価格引き上げで合意へ
カナダ連邦政府とアルバータ州は産業排出者への炭素価格をトン当たり130カナダドルに引き上げる合意に近づいています。この合意は大規模な炭素回収プロジェクトの経済性を改善する狙いがありますが、石油パイプライン建設などの課題は残っています。経済成長と気候変動対策の両立に向けた交渉が今後も継続される見通しです。
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カナダ連邦政府とアルバータ州政府は、産業排出者向けの炭素価格引き上げに関する合意を今後2週間以内に締結する見通しです。この動きは、エネルギー生産への投資促進を目指し昨年11月から進められてきた協議の進展を示すものですが、オイルサンドの温室効果ガス対策や新たな原油輸出パイプラインの承認といった広範な課題については依然として不透明な状況が続いています。
マーク・カーニー首相は、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領による関税措置に対し、経済の強靭性を高める戦略の一環として気候変動規制の一部を緩和しました。首相は、アルバータ州が汚染価格設定スキームを強化し、国内最大のオイルサンド企業連合が165億カナダドル(約121億ドル)規模の巨大プロジェクト「パスウェイズ(Pathways)」炭素回収・貯留(CCS)計画に署名することを条件に、西海岸への新しい石油パイプライン建設を支持する意向を表明しています。







