米アマゾンが例年7月に実施するプライムデーを6月下旬に前倒し開催する計画と判明 第2四半期の業績寄与を狙う
米アマゾンが例年7月に実施している大規模セール「プライムデー」を6月下旬に前倒しする計画であることが分かりました。この日程変更により、セールの売上高は6月末までの第2四半期に計上される見通しです。ウォルマートなどの競合他社が配送網を大幅に強化する中、アマゾンは商戦時期を調整して競争力を維持する構えです。
アマゾン・ドット・コムが、例年7月に開催している大規模セール「プライムデー」を6月下旬に前倒しする計画であることが明らかになりました。ブルームバーグ・ニュースが報じたこのスケジュール変更は、10年近い歴史を持つ同イベントにおいて極めて異例の動きとなります。
プライムデーは、衣料品から家電製品まで幅広いカテゴリーで大幅な値引きが行われるのが特徴です。夏季に開催されるこのセールは、学生や保護者が新学期に向けて準備を整える「バック・トゥ・スクール」シーズンと重なり、大きな需要を生んできました。今回の時期変更により、プライムデーの売上は、通常6月30日に締め切られる同社の第2四半期決算に計上されることになります。

2015年の開始以来、パンデミックの影響を受けた2年間を除き、プライムデーは一貫して7月に開催されてきました。アドビのデータによれば、昨年は開催期間が通常の2日間から4日間に延長され、米国の小売業界全体でオンライン支出額が前年比30%増の241億ドルに達しました。
一方で、アマゾン・ドット・コムは競合他社との激しいシェア争いにも直面しています。ウォルマートやターゲットといった大手小売企業は、デジタル注文の履行能力や即日配送サービスの強化に多額の投資を行っています。直近の決算報告によると、ウォルマートの米国内における電子商取引の売上寄与度はほぼ倍増しました。また、同社は2026年度に3時間以内の配送オプションを利用する顧客が60%以上増加したとしています。










