中国の電子商取引大手アリババが発表した10ー12月期決算は純利益が66.3%の大幅減となり市場予想を下回る

中国の電子商取引大手アリババが発表した10ー12月期決算は、売上高が前年同期比1.7%増、純利益が66.3%減となり市場予想を下回りました。配送強化や販促への投資が利益を圧迫したほか、不動産不況に伴う国内の消費低迷が響いています。一方でクラウド事業は36%増と好調で、今後はAI事業を分離して成長を一段と加速させる方針です。

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アリババ・グループ・ホールディングが発表した第3四半期決算は、売上高が前年同期比1.7%増にとどまり、純利益は66.3%減少しました。クラウド部門や人工知能(AI)分野での成長は見られたものの、配送サービスや販促活動への多額の投資が響き、市場予想を下回る結果となりました。米国市場に上場する同社の株価は、決算発表後の時間外取引で約4%下落しました。

12月までの3カ月間の売上高は2848億4000万人民元(約412億8000万ドル)で、LSEGがまとめた3.7%増という予測を下回りました。中国国内の不動産危機や所得の不安定化に伴う消費者マインドの冷え込みが、伝統的な書き入れ時であるこの期間の支出を抑制しました。11月の「独身の日」セールでは1カ月以上にわたる販促が行われましたが、消費者の反応は鈍く、通年での割引定着がイベントの勢いを削ぐ形となりました。

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